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ギャラリー

こんなところ走りました 

      
 

道道914号新富神里線 谷渡りの砂利道区間 お知らせ


2004年、豊浦町のループ橋を通った続きに道道914号新富神里線の、オロエンヌキベツ川の谷を下って上る砂利道区間を走った。
2024年現在、道道の砂利道区間は改良2車線化工事が続けられており、紹介する部分は一部廃道となり、また今後の工事で今後廃道になる区間が在ると思われる。

豊浦町側の最後の集落山梨の小学校前(1)を過ぎ、舗装の快走路を走り、部分的にほぼ正面に羊蹄山(2)を見たりしていると、小学校からほぼ1キロほどでゲート(3)が現れ、ここから砂利道となる。

(1)(2)

(3)(4)
(3)ゲートから先は現在舗装がされている。下り坂を進みタイトな右カーブを進む。ちなみに右カーブを曲がる当りから、現在の地形図では道路と示されているが廃道となっている区間である。現道には24キロポストはない(4)。
1.5車線分の幅があるので離合しようとすれば出来るが、一部完全な待避箇所もある(5)。

(5)(6)

見ての通り、砂利道とは言えしっかり整備された道道である。谷を下ってきて平地になり左カーブを曲がると(6)、オロエンヌキベツ川を渡る(7)。砂利道区間開始から1.3キロ。ここからニセコ町になる。この先、複雑な豊浦町、ニセコ町、真狩村の境界線を道は何回か跨ぐ。

(7)(8)
現在、(7)の橋の左側に新道が出来て、橋は撤去されている。橋を渡ると丁字路(8)で道道は右折(道なり)に進む。
(8)の後ろに延びている道は、林道小花井線で道道791号峠宮田線に繋がって国道5号線のニセコと昆布の中間点に出ることが出来る。
道道はまたすぐ支流に架かる橋(9)を渡る
このページを修正するに当たって地形図等を見ると、(9)の橋渡って直ぐに分岐して山の上に耕作地へ向かう道があったことが分かる、現在の地形図でも畑として記され道もあるが、現在は廃道となってそこへ至る道はない。

しばらくオロエンヌキベツ川沿いを進む道は、走りやすく路肩の弱い部分も無い。途中、2004年9月に北海道をかすめていった台風の超強風の影響で折れたと思われる木が痛々しい傷跡を見せていた。

(9)(10)

地形図に無い林道が分岐して(10)支流の沢沿いを進んで上りとなる。
(8〜10)の現在は2車線化された快適な道路だが、この先を過ぎ勾配がきつくなる当りで工事は終わり狭い道になっている。砂利道区間は走行時すでに無人地帯だが、過去の空中写真を見ると何件かの家を確認することが出来る。

現在も上り勾配(11)を進み、ブラインドのタイトなカーブを抜けると(12)、ゲートがあり砂利道は終了する(13)。砂利道開始から4.2キロ、分岐から2.9キロ。

(11)(12)

(13)(14)
(10〜13)の区間は、新道が完成すれば廃道になる可能性が高い。
豊浦側と比べるとかなり貧弱な舗装路を0.2キロ走ると、道道97号(14)にぶつかって道は終わる。

砂利道区間は森の中かつ、谷を下って上る道のため、眺望できる地点も無く、景色は期待できない。

路面★★★☆☆
景色★☆☆☆☆
2004年10月初旬訪

ナビゲーション

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