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ギャラリー

こんなところ走りました 

      
 

道北スーパー林道 加須美峠越えの道 積雪で断念お知らせ


道北スーパー林道は、上川支庁の美深と宗谷支庁の歌登を加須美峠を越えて結ぶ道である。またこの加須美峠から、1129mの函岳山頂付近にあるレーダー雨雪量計システムまでの尾根筋近くのダート道がある。

函岳からの景色が素晴らしいということは、インターネット内で触れられており、2005年6月3日に訪問。ただし生憎の曇り雨で山頂からの景色は期待できないよなあとなあと、美深へ向けてドライブ。 国道40号美深町富丘付近に、函岳への入口は(1)のような案内が出ている。ん?、「函岳積雪のため通行止」。
うぐ。6月なのに…。今年の雪解けが遅いのもそうさせているだけで例年はどうなんだ?。


(1)(2)

天気も悪いから眺望は期待から山頂まで行っても楽しくないか?、と自分に言い聞かせ、とりあえず通行止だけど、加須美峠から函岳までが通行出来ないだけでスーパー林道のみは走れるのか?、と思い林道入口までの道道680号班渓美深停車場線を走る。途中(2)のように道路状況開通になっていた。これは道道に対してのもののようだけど、(2)地点から道道が終わる地点までの1〜2キロの間には民家なんて存在しない。

(3)で道道が途切れ(実はここが道道の起点)、「歌登62キロ、函岳27キロ、加須美峠17キロ」の案内板から道路が細くなりダートとなって林道になる。通行止とは書かれていない。
道路名標に気付かない(無いのか)ので、道北スーパー林道、美深歌登大規模林道という名前の道なのか、ハッキリしないけど、地図にはそう書かれている。

林道内に入ると同時に小雨となった。 約1キロほど右の沢川沿い(4)を走り、急カーブを曲がり勾配区間(5)となる。

(3)(4)

(5)(6)

道路は砂利の状態もよく、車幅も1.5車線で(5)付近で1台商業用ワゴンとすれ違ったけど離合もそう大変じゃない。すれ違ったということでこの先の道走れるんじゃないのか?と期待が膨らんだのだ。
美深パンケ川沿いの谷のかなり高い場所を進むが、一部(6)のような、切通しもある。(3)地点から4キロ半で正面に加須美岳を見ることが出来る(7)。

(7)(8)

走っていると一部日陰にまだ雪が残っている(8)、約7キロ地点では正面に函岳と思われる山が見える(9)。天気が良ければ雰囲気最高なんだよな〜。


(9)(10)

(11)(12)
この先、車は通れる程度の折れた枝木が道路に垂れ下がっている区間もあったりして(10)のスーパー林道を名乗るだけあって立派な橋の手前では、(11)のように落石があったりと、道があやしくなってくる

入口より約10キロ地点では美深パンケ川と同じ高さの道となる。ここに林道分岐点があり、分岐した道は川を渡り川沿いを下っていくのだけど、ちょうどパジェロがいてゲートを閉めて(鍵も閉めていた模様)先に進んで入った。 美深パンケ川沿いに1キロちょっと走り川を跨ぎ(12、13)の支流の沢を渡ると勾配区間となる。

暫く行くと右カーブがあり残雪が路面の横にたくさん残る地点となる(14)。この区間の前には雪があっても(8)程度だったのに。

(13)(14)

(15)(16)

カーブを進むと、雪は途切れることもなく、車が通った跡がくっきりとあり(15)、まだまだ進めそう。と、カーブを曲がりきったら…

いきなり雪です。道路にたんまりと…(16〜19)。入口より13キロ地点でこの状態。標高は約500m地点。雪は相当厚い層で残っていたので、この先溶けるのは大分先であろう。

(17)(18)

(19)(20)

函岳への道だけじゃなく、スーパー林道も通行出来ない常態。(15)の轍を見ると何台か車通った感じでまだまだ進めそうな感じだったのですがね。先ほど(5)地点付近ですれ違った商業車は何だったんだろう…、まさかここまで来て引き返したのか???。
当然ここで断念。Uターンしてすぐ引き返したいが、雪面で切り替えしてスタックしたら一大事(4WDを過信して夏タイヤを甘く見ると本当に嵌る)。ってことで、切り替えし出来る雪の無い地点(14)まで400mちょっと、乗り慣れていない車で本当にヒヤヒヤしながらバックしてUターン。だって路肩から脱輪も一大事でしょ?

完走出来なかったけど、国道の通行止め見ていたから気持的にもダメもとと割切れたし、逆にいい経験できて良かったよ〜。

路面★★★☆☆
景色★★☆☆☆天気のせい
2005年6月3日訪問

ナビゲーション

roadsidehokkaido.htmlへのリンク