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ギャラリー

こんなところ走りました 

      
 

海に突き当たる道 道道988号 貰人姉別原野線お知らせ


釧路と根室を結ぶ国道44号から、浜中町と根室市の境界近くより、姉別駅方面へ進む道道がある。これが、道道988号貰人姉別原野線である。道道名に貰人「もうらいと」と言う地名が付いているが、貰人は通らず、隣の地名恵茶人「えさしと」と姉別を結んでいる。


(1)(2)

道道は、もともと貰人を通っていたが(1)、1994年に道道の起点終点が変更され、貰人ではなく恵茶人へ続く道に付け替えられた(2)。そのせいでやたら直角に曲がること多数な道路となった。

手持ちの今年の2005年度版の昭文社ツーリングマップルでは国道と浜中町姉別駅間のみが2車線道路として描かれ、その先が狭路線で描かれている。今回2005年の旅では、狭路として描かれている部位を走行した。

(3)(4)

人気の無い単線駅の姉別駅(航空写真では姉別駅に混合列車)(3)より根室方面に線路に沿って、地図とは異なる立派な道を進むと根室市に一度入る(4)。この地点から350mほど進むと道は1.5車線と狭くなる、(5)。

(5)(6)

道道は200mほどで交差点(6)となり、道道は右折となる。左折側は直ぐ根室本線の1車線の厚床原野踏切がある。
右折して100mは狭路だが、そしてまたまた2車線となりすぐ別当賀川を渡ると根室市から再び浜中町内となる。そして快走路進む(7)。2024年現在、写真左側は防風林が育って趣は大分異なる模様

(7)(8)

(9)(10)
(6)地点から3.7キロの交差点(9)まで、景色は右も左も牧草地帯(8)、大きな牧場が2つ、原野の中を進む。(9)で右折し、何年か前に舗装完成済で2車線確保されたっぽい道の正面に僅かに海が見える(10)。周りの風景は、牧草地から植林された森林地帯へ変わる。 この一帯は海岸〜高低差のある斜面は森林地帯〜台地は牧草地といった地形ある。

(11)(12)

このまま海まで2車線快走路なのかな?って思わせる道路だが、交差点から1.8キロ地点で道幅狭くなる警戒標識が現れ(9)、地図通りの狭路区間となる。加えてこの先は砂利道となる(12)。2024年現在は道幅はそのままに舗装されている

原野の奥に海を見ながら、真っ直ぐな砂利道(13)。笹原の原野の高台(14)を進み、海に向かって伸びる道を進む。

(13)(14)


海が間近に迫って気分が高揚する。原野の台地を下り(15)左カーブを進む(16)と牧草地が現れる(17)。

(15)(16)

(17)(18)
左カーブの先は右ガーブでその先は海に向かって直線路でコンクリートの護岸沿いの北太平洋シーサイドラインの道道142号根室浜中釧路線(17、19)にぶつかる。
恵茶人は、何軒かの建物が散在していた。(17)地点から根室方向を見たところに、この道の旧道の路盤が見て取れた(18)。ちなみにこの地域と根室方向の初田牛間の道道は昭和50年代に開通した。

(19)
砂利道狭路区間は1.8キロ。道の最後にエキゾチシズムで素敵な景色が待っていることを想像していなかったので、感動的だった。

ツーリングマップルでは道が狭い表記だったけど、走行した12.6キロのうち、狭い場所は線路沿いの200mと砂利道区間1800mあわせて約2キロのみという結果であった。

路面★☆☆☆☆
景色★★★☆☆
海側からの走行だととてもつまらないかも? 海もくっきり見えて晴れてて良かった。
2005年4月30日走行

2024年現在、全線舗装済み、一部道路拡幅済み


ナビゲーション

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