旧国道39号 美幌〜女満別間お知らせ美幌と女満別間の国道39号線は現在、石北本線の西側、網走川沿いの田んぼの中を走っているが、かつての道路は、網走川沿いではなく、石北本線の東側を通っていた。昭和24年の地形図を見ると、まだ石北本線が網走本線と書かれているとなりのグネグネの道がそれである。ここの場所は、女満別の先にある網走湖へそそぐ網走川のちょっとした平野と言ったらよいのか湿地、氾濫原が美幌付近から続いていたようで、河川改良がおこなる前までは川は蛇行を繰り返していた。 そんな地形なため、勾配を好まない線路は、湿地から大地に変わるぎりぎりの場所を通っている。一方道路は、地盤の問題から台地の上を通るルートが選ばれていた。ただし、網走川に流れ込む支流の作った谷を横断するため、道路は谷を下っては上るため道路がグネっと曲がったものとなっている。
2006年7月走行 国道39号線、美幌市街から美幌川を美幌橋で渡って国道334号に分かれるとすぐ右に行く道がある(1)。ここで左側を見ると、川向うに旧道であったであろう道が続いている。
しばらく直線的に道路が進み、、やや勾配が…というところでやや直角に近い左カーブ、道はそのまままっすぐ続いているが、旧道はここをヘアピンでさらにぐねっと曲がるのである。走っていると見落としそうな交差点を曲がる。道は全面舗装(3)。 道幅が狭くなった何となくまっすぐな道を進む(4)。
バイパスを超えると、地形に沿ってグネグネと進む(7)。耕作に向かない傾斜地は樹林となっている。森を抜けると黒瀬川の谷に降り、川の低地に畑が現れる(8)。なぜだか黒瀬川を渡る道はヘアピンカーブ。そして対岸に渡ると、勾配で一気に丘の上に出る。 丘の上に出ると、掘割の美幌バイパスを見下ろす並行路(9)。
その谷底からまた樹林を抜けると、一面の畑の遠くに、斜里岳が見える(11)。 台地に上がった最初の交差点で道路が2車線道路となり(12)、そのまま進むと女満別空港が現れる(13)。
路面★★☆☆☆ 景色★★☆☆☆ 2023年ストビュー見る限りは景色は望めない 2006年7月走行 |
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