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ギャラリー

珍北海道紀行 ROADSIDE HOKKAIDO

      
 

北のウォール街資料館 (事務機器史料館)お知らせ


かつて、小樽は北のウォール街と呼ばれていた。それは、小樽港の充実によって日本を代表する多くの銀行や船舶会社、商社などが出来、北海道経済の中心地となっていたからである。今でも、小樽の観光スポットとなっている小樽運河と小樽駅の間には、近代建築の銀行跡がいくつか残っている。

今回紹介する北のウォール街資料館は、その銀行などがあった色内地区から入船地区の山に向かって進んだところにある事務用器具販売店、玉柳(タマヤナギ)内に存在している。観光ルートからも離れており、バス利用で訪問した。

 

タマヤナギに入ると、事務をしていた社員に、「北のウォール街資料館」見に来ましたと申告すると、倉庫も兼ねている建物の2階に案内された。 事務機器史料館と北のウォール街資料館と木札がかかっている先の一部屋がそれであった。ご自由にご覧になってくださいとのこと。

 

1985年ころから玉柳が、地元小樽の企業で使われていた事務機器の事務所用家具類の収集を始めたものを「北のウォール街資料館」 と命名した。資料を集めているうちに、その資料の前後の発達の過程が知りたくなっり、外国まで行って収集して集めた資料が「事務機器史料館」である。 ホッチキスや、手回し計算機、2世代前より古い電気計算機、邦文タイプライター、欧文タイプライター、手形数字打抜器(チェックライター)(写真のもの)、木製デスク、椅子、数字打抜機、そろばんなどが、何となく整理されて展示されている。



日本のホッチキス第一号は伊藤喜商店の物であることを知ったけど写真なし。今のイトーキね。 機械類の他、問屋ソロバン、手形や、企業名の入った封筒、戦前?のポスター、本棚の中にも文書や賣懸帳などが入っている。


2012年5月訪問

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