幸福駅 と 愛国駅お知らせ十勝の中心帯広から南部の広尾までの84キロを結んでいたのが国鉄広尾線。その広尾線の小駅であった「幸福駅」は、帯広市内から約30分、帯広空港から6分の地にあった。国鉄路線が現役時代は、「愛国から幸福へ」という縁起切符で脚光を浴びた場所である。1974年には切符は740万枚も売れた。 1982年に広尾線が廃止になってもこの地は相変わらず人気である。駅待合室には観光客の切符、名刺などがトコロかまわず貼り付けてある。待合室を抜けると、お約束の幸福を呼ぶ鐘があり、余計な感じがしてしまうのだが、これはある意味仕方の無いことなのだ。 そしてホームは、北海道ローカル線の主力キハ22が保存されるのが駅に停車している様な光景で、まるで現役路線のような佇まいのようだ。 北土産屋の一角に写真撮影用に、国鉄マンの制服を借りることが出来る(無料)。 駅前には土産屋が2軒並んでいるので、今は来ることのない広尾線「愛国から幸福ゆき」の縁起切符を買うことが出来る。 一方、愛国駅は帯広市内方面に約8キロ進んだところにあるが、幸福駅と異なり、訪問者は少ない様子だった。訪問すると、保存されているSL9600型の塗装をボランティアグループが行っているであった。 こちらにも土産屋はある。 2002年7月訪問 |
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