札幌市博物館活動センター (移転前)お知らせ札幌市の中心部にあったリンケージプラザ5階に、自然系総合博物館を目指して開設された収蔵展示、情報交流施設である「札幌市博物館活動センター」。リンケージプラザは、かつて市立札幌市病院があった築年数の浅い一部の病院建物を利用した複合施設で、大きいビルにしてはビルらしい入口がない。また、博物館活動センターの各部屋も、後で言われてみれば、病棟を改良したのかな?と思える間口なのである。 エレベーターの5階で降りると、札幌市南区小金湯で820年前の地層から発見されたサッポロカイギュウの復元標本がこの施設のシンボルとして展示されている。 収蔵展示室では、札幌の生い立ち、豊平川関係の展示がある。 また、札幌コレクションコーナーでは、昆虫等の虫の展示、化石の展示も多く、一部は廊下にも並んでいた。 他、図書コーナー、体験学習などが行なわれる実験室などがある。 現在は豊平区平岸に2016年4月に移転している。札幌市民にあまり知られていない施設では? リンケージプラザがあった札幌市の土地は、NHK札幌放送局と等価交換され、2021年にNHKが竣工した。 市立札幌病院の跡地の半分は、STVに売却され、ガラス屋根の特徴的な建物イベントホールの札幌メディアパーク・スピカが2000年に開業したが、2008年に赤字のため早々に取り壊され、ヤマダ電機になっている。 2006年11月訪問 |
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