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ギャラリー

珍北海道紀行 ROADSIDE HOKKAIDO

      
 

ダム公園(新中野ダム)

北海道の玄関口といえば函館。その函館は、大きな河川も無く、水に恵まれない土地である。大正12年には亀田川支流笹流川にバットレス型の笹流ダム(貯水池)が完成、戦後人口増加で昭和35年に亀田川本流に中野ダムが完成したが、その後、昭和59年(1984年)に嵩上げして治水機能を付加した新中野ダムが完成した。

その新中野ダムの手前には、ダム完成から遅れて2年後の昭和61年に完成したダム公園がある。
この公園は、その辺にある公園とは異なり、完成した当時の北海道を代表するようなダムのミニチュアが配置してあるのが特徴。その大きさは大まかに約1/50なのだそう。

駐車場から入って直ぐにあるのは新中野ダムのミニチュア。

 
松の木が茂ってしまい、正面からは半分だけ見えている。
横から見たほうが重力式コンクリートダムの新中野ダムを感じられるであろう。

 

新中野ダムの次は、バットレスダムの笹流ダム。よく再現されている。

この2つは函館市のダム。その先にあるのはアーチダムの札幌市の豊平峡ダム。
 
さすがにV字の渓谷にある再現はさすがにないが、ちゃんとアーチになっている。

その上流には、ロックフィルダムの層雲峡のさらに上流にある上川町の大雪ダム。
 

訪問時は気がつかなかったが、この記事を書くのに当たってGooglemapで確認すると、4つのミニチュアダムのダム湖も再現されていたことに気がついた。ダム本体だけではく、ダム湖まで含めて鑑賞するのが正しかったのね、そこまで見ていなかったわ。

大雪ダムの上流部分からは水が出ているのだけど、後ろにそびえ立つ新中野ダムの水を使用している案内があった。何処に導水口があるのでしょうね?

 

このダム公園は、STV「ブギウギ専務」2013年8月〜2014年8月で放送された「ダムカードめぐりの旅in北海道」のスタートの場所がこのダム公園だった。
放映当時はまだダムカード配布は少なく、この新中野ダムも配布はしていなかったが、訪問時は配布されていた。

 

公園訪問と同時にダムカードを貰いに行くと、普通のダムカードと、北海道150周年記念バージョンも手にすることが出来た。

最後に 世界に広がれ「ダムLOVE」の輪

2018年10月訪問

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