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ギャラリー

珍北海道紀行 ROADSIDE HOKKAIDO

      
 

小樽市手宮洞窟保存館

小樽市手宮は、北海道最初の鉄道である幌内鉄道の起点であり、小樽市総合博物館がある。その敷地の崖沿いに、小樽市手宮洞窟保存館がある。



手宮洞窟は1866年(慶応2年)石材を探していた小田原から来た石工の長兵衛によって洞窟内に色々な文様が刻まれていることを発見した。
その後、鉱山学地震学者ジョン・ミルン、東大動物学教授渡瀬庄三郎、人類学者鳥居龍蔵等によって長い間研究調査が行われてきた。
その間、1921年には国指定史跡となり、保存整備を行われたが、風化が深刻となり、昭和末期から約10年の歳月をかけ保存整備を行い、1995年手宮洞窟保存館が完成した。

国内の縄文期の洞窟内の岩壁彫刻は余市町のフゴッペ洞窟とここ手宮洞窟だけしか発見されていない。
また1990年の発掘で第2洞窟が発見されたが、刻みのついた岩のかけらあったが損傷がひどく、はっきりとした文様はわからななかったと記してあった。

 

岩盤に写される説明の何かがあったが、すいません覚えていない。
岩盤の陰刻画は、発見時よりも風化してこの状態なのだろう。発見時はもっとくっきりしたものなったのかな?

 

陰刻画の縄文時代の説明や土器等、また保存館が出来る前の状態の写真の展示があった。

冬季は休館となる。

2012年5月訪問

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