土の館お知らせ夏の北海道観光の定番の地、富良野にある、 プラウ(土を耕す農機具)の全国的メーカー「スガノ農機」には、北海道遺産にも認定されている「土の館」がある。 館内に入ると、スガノ農機の創立者の菅野豊治に関する展示(労作為人記念館)、また作った農機具が展示してある。 2階に上がると、世界のプラウと土の博物館というテーマの展示になる。 名前の通り世界のものの他、日本のものが多数並ぶのだが、同年代で比べているわけではないが国によって形も違うのが興味深い。土の博物館は、日本と世界中の土壌標本が100点以上展示してある。 十勝岳噴火に関する資料もある。 外に出ると、トラクタ博物館が2棟、スガノ農機の商品のプラウの展示館がある。 そのうち、トラクタ博物館は、この土の館の目玉である。 トラクターは昭和37年に国からの補助金が増えたことにより導入が進むまでは、家が建てられるほど高価で貴重な存在であった。そんな昭和20年代から40年代に北海道各地で使われていた国産、輸入車が50台以上展示してある。 ベンツやポルシェやフィアット製なんかもあるのだ。 中でも、1902年に製作された、蒸気機関で動くトラクタもあり、これは現代でも動くように整備されている。 2002年7月、2003年4月訪問 |
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