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ギャラリー

珍北海道紀行 ROADSIDE HOKKAIDO

      
 

函館市北洋資料館お知らせ


函館の五稜郭タワーそばには、五稜郭公園等に利用できる市営駐車場を併設している道立函館美術館、函館市芸術ホール、函館市北洋資料館などの公共施設がある。
函館市北洋資料館は北洋漁業に関連する資料の保管、及び展示を目的として1982年に開館した。



函館と北洋との結びつきは江戸時代に箱館に奉行をおいたころからと言われており、特に、昭和4年から母船式のサケマス漁業の基地としての役割を果たしていたが、北洋漁業は、200カイリ問題等で縮小を余儀なくされ、昭和63年でその歴史を閉じた。我々小学生のころは、まだ、北洋漁業(遠洋漁業)は教科書に載っていたけど、今はどうなのだろうか?

資料館内に入るとホッキョクグマ、トドの剥製が出迎えてくれ、函館ゆかりの企業である日魯漁業に関する展示物がある。

 

母船内で使用していた食器やユニホーム、日魯の「カクイチ」のマークに大漁と書かれた手ぬぐいなどの展示。 昔の北方漁業の資料、高田屋嘉兵衛の辰悦丸の模型を抜けると、セイウチの剥製が鎮座している。

北洋漁業の歩みや、サケマス漁業、蟹工船模型が展示してある広い絵展示スペースには、この館の目玉である北洋航海体験室がある。

 

北洋船の母船?に見立てた船橋から体験室に入ると、そこはリアルな?操舵室を再現してあり、その名の通り体験航海ができる。 窓から見える北洋の荒波、そしてそれを越える前後の大きな揺れを身をもって体感できる。揺れるので写真は手ぶれたものになってしまう。残念なことに、ボランティアの人の話では。昔はもっと揺れたんだけど…、機械の調子が悪くて…なんておっしゃっておりました。今はどうでしょうか?



蟹工船の模型を見ていると、館内のボランティアの方からいろいろレクチャーしてもらったんだけど、まだ小林多喜二の蟹工船がこないだまでちょっとしたブームになっていたその前の訪問で、その蟹工船との違いや、函館から多喜二の蟹工船は出ていくんだ!とかお兄ちゃん、そんな本読んでるの?なんてかんじで、いろいろ話をしてくれました。

2006年5月訪問

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