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ギャラリー

珍北海道紀行 ROADSIDE HOKKAIDO

      
 

ピカリン館 函館市灯台資料館(旧椴法華村灯台ファミリー博物館)休館お知らせ


イカの街函館、その函館市は2004年に渡島半島の東南端の恵山も含んだ椴法華村を含んだ町村と合併し大きくなった。 函館市街から国道278号で恵山方面へ、そして恵山の北西側の峠を抜けて噴火湾側に出るところで道道231号椴法華港線、元村恵山線で恵山北側の行き止まりの道(リンク切れ)を進むと、恵山岬灯台が見えてくる。



そのとなりには、今回紹介するピカリン館がある。 かつてはまたの名を椴法華村灯台ファミリー博物館と名乗っていたが、合併後に函館市灯台資料館となった。 英語読みでは、ハコダテライトハウスミュージアム。う〜ん、かっこいい。
灯台前の道道自体は、多分交通量も1日100台もあるかないかではないだろうか?そんな場所に以下の施設が。

こんな場所にこの施設が出来たのは、椴法華村の総合計画に基づいた、道南のオアシス、「ホッケの里」プロジェクトの一事業として、1992、3年度に恵山岬灯台公園が整備され、翌年1995年、人と灯台と椴法華の自然をテーマとしてこの建物は開館した。多分、ホテル恵風等の温泉施設もこのころ出来たのでは?

2006年5月訪問

 

上記で紹介した道道を走ったGWの際に訪問した。 恵山岬公園にあるピカリン館、車もまばらな駐車場に車を止め、入場券を購入して館内へ。入場券は、なんと1ドリンク券付き。 入って早々、海上保安庁の制服が着れる一角が。この手の服があっても、子供向けのサイズではなかったのでは…
そして、この施設のメインであろう、2階吹き抜けを貫いた1890年に初点灯した初代恵山岬灯台の縮小模型がある。



天井には星座、そしてブラックライトに照らされた、訳のわからない魚の絵がその灯台の周りに描かれている。貰ったパンフには、灯台周囲の絵が描かれているのだが、合併した際にこのように直したのだろうか?、また、パンフには、星座に関して、「海では楽厳しい臨場感とロマンが伝わってきます」と書かれている…。う〜ん。

 

このレプリカ灯台の周囲には恵山のリアルのな模型がある。後日飛行機でこの角度で見たときに思わずここで見たものと同じだ!と思ってしまったくらいのもの。 さてこの模型には、山向こうにある、恵山の南側にかつてあったモンテローザの涅槃像、ホテルまでもが忠実に再現されているのである。残念ながら、凱旋門は存在していないが、もしかすると門はこの模型が造られた後にに出来たのであろうか? 1階にはそのほか北前船時代の碇の展示などがされている。階段で2階へ。

 

2階は、世界や日本の灯台の歴史のパネル展示がしてる。 その他。恵山岬に関する資料や椴法華村の屋号などが展示されている。



そして展望台へ。展望台は太平洋側,を一望できるが、灯台付近も高台なので、ここから見る景色と館外から見る景色はあまり変わらないような…。 そこにある自販機では、入口で貰ったワンドリンクのカードを入れると飲めるのである。入場料だけではもうしわかないと思っているのか?、この販売機を有効に利用しようと思っているのか? このような施設。



う〜ん、大きな灯台の模型ねえ…。ただこのページを書いている際に、初めてそれが旧灯台であったことが判った次第なのでした。それとモンテローザが、模型にまで再現されていたことしかここの記憶がないのです。 地元の郷土資料館も兼ねているけど、正直こんな場所にこのような博物館(旧館名)のような施設を作っても、訪れる人は少ないのはホッケの里プロジェクトを計画する前から判っていると思うのだが…。資料館と名前を変えたからま、いいっか?なのかな〜? どうも腑に落ちない箱モノです。
残念ながら、2016年(平成28年)4月1日から休館となった。 まあ、箱物造ったはけども維持していくこと考えてなかったからね、仕方が無いのかな〜。


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