山の水族館・郷土館 (閉館リニューアルして現在山の水族館)お知らせ北見市の留辺蘂地区。その中の温根湯温泉。ここには、温泉を利用した水族館と留辺蘂の開拓の歴史を展示した施設がある。 道の駅の横のほうにあるのだが、裏通りに面していて、国道からはわかりにくい。4月下旬から11月上旬までの季節営業だが、期間中はその分無休という施設なのだ。 2003年9月訪問。 入場料を払い、館内へ。まずは「山の水族館」。外観の写真撮影を忘れてしまった。 入ってすぐのところに、スッポンに似たような日本には生息しないカメが泳いでいる。 そして水族館部分へ。 北海道の河川や湖沼に生息するサケやマス、ヤマメ等の淡水魚が水槽に泳いでいる。写真の花が飾ってあるようなところも水槽だった(かなりうる覚え)。 この時の入場の際にもらったパンフには、 幻の魚イトウから突然変異種が誕生!白いイトウ 登場!! 世界で初めて白いイトウを皆様に鑑賞していただく機会を得ることが出来ましたと書かれたものをもらった。 普通のイトウもたくさん泳いでいる水槽もあり、イトウって淡水魚系の水族館に行くと必ず見るけど、自然界には数少なくなっているようです。 水槽の次は、郷土資料館となる。資料館は、この地域で見られる野生動物や、開拓時代から戦後にかけて活躍した林業に従事した馬の剥製がある。 そして、留辺蘂市街から水銀鉱のあったイトムカまでの長いジオラマがあり、その集落間に材木を積んだ森林鉄道(模型)が行き来していた。 このジオラマは、大きさの割にはほのぼの系で、たどたどしい記憶をよみがえらすと温泉街から湯気が出たりしていたかと…。 ジオラマの上には、マルチスクリーンがあり、留辺蘂の四季の画像が映し出されツツジ公園の様子などが流れていた。 また開拓小屋や、生活道具なども展示してあった。 郷土資料館を過ぎると、再び、水槽エリアとなる。こちらは温泉水族館と名づけられており、アロワナをはじめあまり見ても綺麗だとは思えないデカい系熱帯魚が悠然と泳いでいる。カラフルがないだけに、逆にいい味を出しているのだ。 ここは温泉水族館と名から温泉水を使っているのか?というと、特別温泉水を使ったわけではなく、温泉の町にあるからということのようです。 そして中央には、北海道の形をした池がある。 ちょうど中央の旭川付近には、北海道のマークが。この池には、どういうわけか熱帯魚とはかけ離れた小さい鯉?金魚が泳いでた。 訪問時から、留辺蘂町は北見市に統合され幾年の年月を経ての2011年10月公開となった。山の水族館ができて35年となり、建物の老朽化、耐震強度不足などの理由で、2012年に新しく「山の水族館」となった。。 |
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