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ギャラリー

珍北海道紀行 ROADSIDE HOKKAIDO

      
 

流氷凍れ館 (閉館)お知らせ


北海道内では、小樽運河をはじめとした観光地、そして歴史的建造物、全国有数の観光都市としても人気が高い小樽。その小樽の観光地の中心地の人気を感じさせない路地に流氷凍れ館がある。
ちなみに、「凍れ」は、「しばれ」と読む北海道の方言で、字のとおり凍ってしまうくらい寒いって意味であり、館内は寒さを売りにする施設なのだ。

 

館内に入り、入場料780円を払い、荷物を預け防寒着をもらう。館内は寒いので故障する可能性が高く、携帯電話、デジカメ等の電子機器も預けてくださいとのこと。 そのため使い捨てカメラが売られている。またメッセージ雪だる450円、光るメッセージ雪だるまが650円を買って送るものも販売していて、併せて買うと100円引き。ただし、送料梱包台が別途200円かかるという文字が、料金表の下に小さく赤字で書かれている・・・。

「ビデオカメラ撮影はご遠慮ください 使い捨てカメラの使用は出来ます」と書かれているけど、カメラ撮影禁止というコメントはないので、入口で、デジカメ壊れても責任取れないってだけで撮影して良いのか聞くと、問題ないとのことなので撮影した。
ただし、以前アイスパビリオンでカメラの結露凄かったので、カメラはポケットに入れ、撮影時だけポケットからサッと出して、サッとしまうようにして、出来るだけ寒気に触れないように工夫だけはした。結論的にカメラは結露もせず問題なかった。 また、フラッシュも使わず撮影したので、雰囲気は、オフィシャルなページの素人撮影よりも出ているかと(閉館なのでホームパージは存在せず)…。

 

入口から寒い部屋に入る。館内は氷の通路になっており、氷中にはラベンダーが。そして最初のアトラクション?、極寒の−41度体感コーナー。ボタンを押すと、扇風機が回り、強烈な冷気を浴びることとなる。

 

壁にカニやら鮭などの魚のトンネルを過ぎると、そこは雪だるまと滑り台の出口がある。雪だるまの隣には、今日の日付があるけど、撮影する人いるのかな? 先を進むと氷で出来たハートの装飾の氷のベットの部屋もあり、一応大人も?楽しめる。 そして2階へ上がるとそこには「メッセージ雪だるま」なる、雪だるまを郵送で届けてくれる場所、フラワーゾーン?というちょっとだけ迷路っぽい場所、そしてこの館のメインな施設でもある滑り台がある。

 

滑り台はかなりスピードの出るものだが、終点の滑り止めで減速される。

そして寒いゾーンから外へ。出口は2階になっていて、荷物も2階に送られていた。 さて…、流氷と名前が付いているけど、この施設、流氷の展示はないのである。展示もないどころか、流氷の説明もないのである。

ただし、入口でもらった文字だけの冊子には「小樽には残念ながら流氷は接岸しません。でも、だからこそ、この街を訪れた皆様に冬の北海道を、体験してもらいたい…」と書かれたあとに、少しだけ説明書きがある。 流氷凍れ館の名前で、流氷があるのかと思って入った人にとっては全くもってがっかりスポットになってしまうのだ。それが理由かは知らないけど2014年に閉館したみたい。

2008年7月訪問

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