レトロスペース坂会館お知らせ北海道では誰もが食べたことがあるアルファベットの塩味のビスケットやラインサンド。それを作っているのが坂ビスケットである。 その工場は札幌市の西区旧5号線沿いにあり、いつもビスケットのいい匂いが漂っている。その工場の一画には、現代から過去へトリップ出来るレトロスペース坂会館がある。 中に入ると、ガスマスクや革の下着などが出迎えてくれるが、その先には昭和初期の綺麗なミシンやタイプライターなどの古物が所狭しと並んでいる。 見学していたら、坂館長が出迎えてくれいろいろと説明してくれ、ゆっくりしていってくださいと言われる。 もともとレストランだったスペースを使っているためカウンターがあったりし、奥に進むと平凡や、切手、切符などのコレクションが展示され、壁にはよくもまあこれだけ集めたなあと感心するくらい年代物の女性のグラビア写真が綺麗に並んでいる。 館内をさらに巡ると階段下のスペースに昭和初期のエッチなセクシー下着が展示してある。これも一見の価値がある代物であり、館長曰く「このような日の目のあたらない恥部とされるような文化がこそ後世に残さなくては…」みたいなことをおっしゃっていた。また、これらを入手するのは困難を極めていた話をしてくれ、また値札も当時のままついているものがあり今でも結構いい値段だったりするので、物価の安かった時代の物珍しいセクシー下着は貴重なコレクションである。 最後に館内は無料であるが、札幌市内のスーパーには売っていない美味しいクッキーやビスケットが売っているのでそちらを買って帰ることをお奨めしておく。もちろんA字フライやラインサンドもね。また、ラインサンドの形をしたキーホルダーが売っていたが今も売っているのかな?。 私事であるが、ここは高校の通学路上にあり、当時はコレクションの展示はしていなかったことを付け加えておく。 2002年11月訪問 |
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