稚内市開基百年記念塔 北方記念館お知らせ本最北端稚内駅の西側の丘陵を望むと、緑の丘の上にポツンと立つ紅白カラーのタワーがどことなく異様な光景を醸し出している。 今回紹介するのはその、そのタワー、稚内市開基百年記念塔・北方記念館である。 残念ながら、駅からのアプローチはタクシーに頼らざるを得ないし、開館は4月29日から10月いっぱいという季節開館という具合の施設。 地上部分が北方記念館、そして塔上部にが展望台になっている。 入場時貰ったパンフには、塔の建設時期は記載されていないが、1978年(昭和53年)7月、開基百年を記念して立てられた。 開基百年記念塔は、高さ80m(海抜250m)である。 展望台まで上がるべく、エレベーターに乗ると、エレベーター内にはテレビがあり、移動の沈黙の長い閉所にいる時間の間をもてあまさないよう観光ガイドが流れる。 展望台からは360度のパノラマが楽しめ、稚内市内〜宗谷海峡、サハリン、利尻富士などを眺望することが出来る。 この日は遠く?サハリンを望むことはできなかった。 稚内駅と北防波堤ドームと利尻礼文航路のフェリーが見え、遠くに宗谷岬。納沙布岬も見えた。 高い木が無い丘陵地帯の先に利尻富士。 展望台から降り、北方記念館へ。 2階構造になっており、1階は北の動物のはく製、北の探検家と宗谷を拓いた人々のコーナー、福沢農場、埋蔵文化財の展示がしてある。 2階は、樺太資料コーナーがあり、稚泊連絡船の宗谷丸の鐘、真岡郵便電信局事件の9人の乙女に関する資料吉田初三郎の樺太鳥瞰図の模したもの、新岡コレクション、樺太の鉄道ループ、日本の財閥の製紙工場の写真等、そして日ロ友好コーナーとして写真展示などがある。 2005年6月4日訪問 |
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