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ギャラリー

北海道の産業遺産?遺跡? 

      
 

北部軍司令部防空指揮所(作戦室)お知らせ


 1943年(昭和18年)に札幌の空襲に備えて完成した北部軍司令部で、当時の最新式の無線通信機器を駆使し、道内から樺太、千島までに展開する各部隊から伝えられた戦況を分析しながら作戦を指示していた。

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(1)特異的なコンクリートの建物で空爆にも耐える構造としていた
(2)色褪せた月寒送信所の字

 建物は地上2階地下1階、一部吹き抜けの鉄筋コンクリート造りで、大型爆弾による空襲にも耐えられるよう、天井の厚さ、1階の壁は約1メートル強もある。戦時中は黒く塗られ、偽装の土が盛られ草が茂っていたという。
 終戦後、米軍に接収され、のちに自衛隊札幌駐屯地の月寒送信所として使用されていたが、内部の見学会が催された後2007年度解体。2005年6月訪問

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(3)物資不足時の建築だったので、塑像なコンクリートと鉄筋が劣化しているのが分かる
(4)窓はアルミサッシ、雨戸は鉄作り、雨戸は建設当時のままであろう



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(5)雨戸が閉まった窓と木造部分は階段室
(6)2階には戦後?建てられたと思われる小屋がある


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(7)裏には年代物の車庫?なにぞやの格納庫?


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