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ギャラリー

北海道の産業遺産?遺跡? 

      
 

滝の上発電所(瀧ノ上發電所)お知らせ

 滝の上発電所は、大正14年、北炭が社内電力を自家発電で供給するという、当時では画期的な計画のもとに建設されたもので、夕張川千鳥ヶ滝上流500mの位置に取水堰堤を築いて導水し、滝の落差を利用してタービンをまわすシステムである。
 北炭から平成6年4月に北海道に譲渡され、現在でも、出力2340Wの電力を供給する水力発電所として稼動しており、赤レンガの発電所は、当時の代表的な洋風建造物て、全盛期にあった北炭の姿を象徴している。
 現在、滝の上公園(竜仙峡)として発電所周辺は散策路として整備されており、内部の見学ができる日もある模様。
 

 瀟洒な赤レンガの建物正面には、北炭の星マークと、旧字体で瀧ノ上發電所と書かれているのが特徴的である。北炭側面には隣接していた建物の屋根の跡が残る。

 
 訪問時偶然に開いていた発電所の入り口。事務所らしきドア(右)と発電施設?(左)が見えた。

 
 滝の上公園内の夕張川に架かる千鳥橋からみた千鳥ヶ滝。断層に沿って水が流れるちょっと変わった滝。上流に堰堤が僅かに見える。水量の多い時は壮大である。 発電所下にある導水出口?コンクリートは朽ちて大きな穴が開いていたが、現在は撤去されている。
2001年6月、2002年4月訪問

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