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ギャラリー

北海道の産業遺産?遺跡? 

      
 

十勝沿岸のトーチカお知らせ

旭浜海岸のトーチカ群
旭浜のトーチカ (2008年発見されたもの)
トイトッキ浜のトーチカ
十勝太のトーチカ

旭浜海岸のトーチカ群 
広尾郡大樹町の旭浜の集落から海岸線を歴舟川河口へ向かって歩いていくと、小窓が不気味なコンクリートの建造物が立ち並ぶ。
これらは、終戦直後の昭和19、20年にかけ、アメリカ軍上陸を防ぐ目的で作られたトーチカである。これらは一度も使われることもなく?現在まで放置されている。 当時は、海岸段丘の草叢に隠れるように作られたが、太平洋の荒波による侵食作用で土砂が流出し、海岸線に曝け出された形となっている。
2004年4月訪問だが、現在は海岸浸蝕によって、さらに砂に埋まったり、海岸崖に剥き出しのトーチカの崩壊等が起こっているという。
 

 

 



旭浜のトーチカ
2008年9月、現在の海岸線から約700mの内陸地で森林伐採の際に見つかったトーチカ。どこかの掲示板でまだ土に埋まっている状態の写真も見た記憶がある。情報を教えて頂き、発見後間もない2008年10月訪問。

 

 
現在は柵もあり、内部に入ることは不可能だが、まだ塞がれることもなく、内部も入ることが出来た。
と言っても、内部に入っても小さい穴(トイレとしての使用目的?)と2つの小部屋には銃眼、周りに朽ちた板。どのような設備があったか分からなかった。

 
銃眼からの景色。半分地下に潜っていたのが正しい姿だったかは不明。周辺の木々の伐採、伐根作業していた。

現在は案内板も設置されている。

伐採されたところに再植された木々が大きく成長し続けている。


トイトッキ浜のトーチカ
中川郡豊頃町、旧十勝川河口口付近の河跡湖トイトッキ沼の東側、大津海岸トイトッキ浜にあるトーチカ。 旭浜にあるものと比べると、倍くらい大きいのが特徴で、赤い祠が祀られている
祠は何時の頃からあるのだろうか?。
 

 

近くにもう1つある模様。2003年9月訪問


十勝太のトーチカ
旧十勝川であった浦幌十勝川河口東側の崖地に銃眼がないコンクリートの構造物が残っている。
戦争遺跡と言う手描きの案内があった。
 

 
海岸線に続く道にぽこっと出っ張るトーチカ。2004年4月訪問
右から、建設中の国道、ロランC局への道、町道、海岸へ向かう道。海岸の道の出っ張りがトーチカ。
海岸への道は、明治時代根室と苫小牧を唯一陸路で結ぶ道「自根室至苫小牧道」(ねむろよりとまこまいにいたるみち)の一部だった可能性もある。2002年8月


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