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珍北海道紀行 ROADSIDE HOKKAIDO

      
 

北の零年 希望の杜 (見学出来るか不明) お知らせ


平成17年(2005年)に全国で公開された映画「北の零年」。

明治時代に淡路島から北海道静内へ移住を命じられた稲田家の人々の物語で、吉永小百合さん111本目の主演映画だった。 この映画のロケのメインは、夕張で行われためロケセットがかつて炭鉱があった人里離れた山奥に造られた。観光資源にと17年9月に、郷愁の丘ミュージアムに隣接したところに、夕張市のお金3100万円、国の補助500万円を使いロケセットの一部を移築してオープンした。

郷愁の丘側からは、旧北炭夕張炭鉱専用鉄道高松跨線橋を渡った先に希望の杜がある。橋の名前も名盤が取り付けられており、その名を夢見橋。写真は(ずっと以前のもの)。


殿の屋敷、志乃の家、神社、火の見櫓、井戸を見ることができる。 殿の屋敷内では、映画の出演者の写真や、ロケで使われた衣装や小道具が展示してある。

希望の樹なるものが志乃の家や井戸の横にあり、願いを書いた布を書いてつるすことができるが100円ね。

 

この施設の単独入場料は200円だったが、夕張に縁のある映画でもないので、いつまで管理され続けるのかわからないであろう。 映画もキャストに対して脚本がダメダメで、すごくつまらなかったし…。 大体ロケセットなんて長く耐えられるようなものでもないし、この施設を移築に掛かった金額を考えるとねえ…。希望の杜と言うよりは失望の杜だったのでは?

2006年10月訪問

2020年現在、状態は不明である。

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