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ギャラリー

珍北海道紀行 ROADSIDE HOKKAIDO

      
 

(石炭の歴史村)SL館 (休館)お知らせ


石炭の歴史村の遊園地エリア、開園当初の遊園地入口から入っていくと一番最初に現れる施設。 巨大なSLの外観(D51101)が特徴である。



館内に入ると、改札があり、展示施設へ。 壁には、SLの歴史が書かれている。

 

その中央には石炭の輸送と書かれたHOゲージのレイアウトジオラマ。SLの扇型車庫や石炭のホッパーなどの模型があるが、本線上にはなぜだか3両編成の0系新幹線と、フランスのTGVが走っていた。

 

その周りには、夕張にあった石炭輸送をしていた写真やHOゲージの車両が並んでいる。ジオラマの奥には、三菱石炭鉱業大夕張鉄道線で使われていた備品等の展示がある。

 

そして館内には、夕張で走っていたSL三菱大夕張鉄道4号機、夕張鉄道14号機が保存されている。保存されているが、14号機は傾いているため、今後も倒れていく可能性が高いということのようだ。後者には客車ナハニフ151が連結されている。その客車の人形がいい味を出しているのだ。

 

これらの展示物のうち、産炭地夕張の歴史を残すためにもこれらのSLや鉄道関連の遺産は後世に残していってほしいところだが、残念ながら、このSL館は、夕張の財政破綻後閉館されており展示は特別な場合を除き見ることはできない。今のところ三菱大夕張鉄道保存会が企画の「夕張・SL館雪おろしツアー」に参加することで特別見学ができる。

閉鎖間際の2006年10月訪問


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