道道136号夕張新得線 ニニウ付近 その2 ニニウ〜赤岩橋お知らせニニウの開拓地が終わると道も直線からカーブとなり、また2車線あった舗装路も狭い砂利道に変わる(19)。 カーブを曲がるとニニウゲートがあり(20)、その先の区間は、崖に面した川沿いの道となる。
仁々宇橋で鵡川を渡る(22)。ニニウに対する漢字の当字が仁々宇、前出の学校が新入であるのも興味深い。 鵡川を渡ると、第3ニニウ覆道(23)第2、第1ニニウ覆道(24)で難所を抜ける。
砂利道区間は道東道工事のためか狭い部分も整備されている。道からはところどころで鵡川の清流と荒々しい岩の赤岩青巌峡を見ながら鬱蒼とした木々の中を進む(25)。
やがて「赤岩青巌峡」の案内板が現れ(29)、赤岩ゲートが現れる(30)。ゲートを越えると、暫く工事中で通行不可の村道日勝赤岩線(注)が分岐する。
赤岩橋は、赤岩青巌峡のランドマークで、橋の上からの景色は正にその名の通り、赤い岩と青い大岩、そして鵡川の綺麗な水と周りの木々との組み合わせが素晴らしい(31、32、33)。
さらにその奥は、殺伐した風景が広がっている(35)。
道道136号 夕張新得線 パンケ橋〜ニニウ〜赤岩橋 間 路面★★☆☆☆ 景色★★★☆☆ 2005年9月25日、北海道観光大全の「鬼峠」さんの運転協力 旧サイトではここまでのレポートであったが、赤岩大橋のその後と、ニニウ集落に戻った時の出来事を追記する。 下4枚の写真は、上記ではまだ橋脚工事中だった新赤岩橋2007年3月に完成後、2007年10月撮影したもの。新橋から旧橋を見下ろす(37)。紅葉が少し始まりかけていて良い景色であった。旧橋は1959年(昭和34年)に完成し、2013年には撤去された。(38)は上流方向を見たところで、左端に旧道が映り込んでいる。橋の撤去後には廃道となっている。
2005年のレポートに戻る。 赤岩橋からニニウに戻り鬼峠さんと交流がある在住者宅を訪問した。丁重にもてなして頂いたことにただただ恐縮するばかりであった。 ニニウの状況や、残っているサイクリングターミナル、離農者の建物などをの案内を受けながら、ニニウ神社(41)を訪問。斜面を登りそこに小さい社殿と周りに崩壊した建築物跡を確認した。
折り返し、鬼峠入口へ向かう。ニニウのテニスコート跡を通り、ペンケニニウ川に沿った林道を進む。 石勝線の下をくぐり(42)、さらに奥へ。 道沿いに一本の柱があり、これが一里塚の跡(43)との話。 ペンケニニウ川に沿って進み支流の橋(44)を渡る手前で車は止まった。
地図を見ながら、鬼峠までの高低差等を確認(45)している2人。 鬼峠の道は、廃道で、道としてはほぼ自然に帰っている(46)が、道と認識できる頃はオフロード車が下りてくるのを見たという話も出ていた。 一連の案内をして頂き、お宅のテラスにて在住者よりも若い私たちに食事のおもてなしをして頂いた。これも住人の方と鬼峠さんのとの交流、そして人柄のなせる技であることに感謝した。もっと長くお話を伺いたいところだったが、私の帰宅するフライト時間もあったので慌ただしくニニウを後にした。 道道136号夕張新得線 ニニウ付近 その1 パンケ橋〜ニニウ に戻る |
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