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ギャラリー

北海道の産業遺産?遺跡? > 函館要塞(津軽要塞)

      
 

御殿山第一砲台お知らせ


 函館山のロープウェイ山頂駅、そこに付随する展望台から、市街地、そして港を一望したものが(1)。

(1)

 この見晴らしの良い場所にも、御殿山第一砲台と呼ばれている要塞があった。 しかし、函館山に来る観光客の殆どが、ここに要塞があったという事実を知らないで景色だけを見て帰って行くのだ。ちなみに、山頂駅の東側の駅より1段低いところにある展望所には函館山のの案内板があり、要塞に関する記述もある。

(2) (3)

  山頂駅の東側には要塞の石垣が残っている。ここには、テレビのアンテナの建物が建っているのだが、ここは要塞の跡を利用して建設されている。 柵があり自由に中に入れないので外からの撮影となる(2)。薬師山にあった石垣同様て重厚な作りとなっている。(3)建物の横に階段の跡がある。ただし展望台に取り込まれ3段くらいで封鎖されている。

(4)
 要塞の遺構が一番わかりやすい地点から(4)。
 アンテナ群は、要塞のあったレベルに建てられた(5)。その横に展望台の駐車場があるが(6)、この駐車場の下は空洞で要塞の施設跡になっている。

(5) (6)

 (6)のテレビ局送信所の下にも砲座がかつてあった。一部見える場所もある(7、8)。この建物の裏には、要塞の案内板がある(9)。

(7) (8)

(9)
 
 1916(大正5)年、 御殿山第一砲台及び薬師山砲台は廃止された。

 

写真の説明文(本より) 函館山は要塞地帯で長い間一般人は入れなかったが、今は開放されて市民ハイキングの好適地となっている。 写真は要塞跡が市民の行楽で賑わっているさま。眼下に海岸の一部が望まれ要塞として最適の地であったところ。



注) このページ作成中、道路の向き、海岸線の位置関係がおかしいように感じたので、反転させてみるとしっくり。ネガが反転していた模様。 下の写真より、中央よりやや右側の黒い部分が窪みで、そこの上に駐車場(6)が出来たと思われる。また展望台の奥側に(1〜)の要塞の部位があったのかな?
 

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