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ギャラリー

北海道の産業遺産?遺跡? > 函館要塞(津軽要塞)

      
 

千畳敷戦闘司令所 お知らせ

 函館山、御殿山第二砲台の近くにあるつつじ山駐車場(御殿山第二砲台の写真1)より一般車両通行禁止の砂利道(道道)を入江山に寄った後、途中の分岐も無視してひたすら歩いていくと千畳敷見晴台の広場に到着する。なかなか景色も良いところ。

 そこから山の背を歩くハイキングコースがあるので、そこを登って尾根に出ると、千畳敷戦闘指令所(1、2)がある。(2)は(1)の撮影方向の逆側の形態で、望楼になっていたのでしょうか?
 ブラタモリでは御殿山第一砲台のあったテレビのアンテナがあるところは348mの山が削られて要塞化された話があった。現在の函館山は334mであり、平坦にしたことがここから見るとよく分かる。

(1) (2)

 指令所跡は、前出の砲台施設とは異なる形態。丁度、施設跡の向こう側に御殿山(函館山)の山頂の砲台、また左側のアンテナのある千畳敷の砲台を俯瞰することが出来、ここから、各砲台に有線?電話で連絡を取って指示をしていた様である。

(3) (4)

 (1)の正面を進むと階段があり、さらに1段下がり、左右に小部屋、そして(4)のような、採光窓?のある細長い部屋があり、各窓の場所には(5)のようなレンガ形態となっている。各詳細施設と結ぶ電話がここにあった模様。 (6)はその採光窓から反対側を見たもの。

(5) (6)


(7) (8)

 (7)は、(3)の写真の階段側から撮ったもの。(1)の写真でいうと左側、西側となる。(7)からは通路があり、進むと外に出る(9)。コチラが戦闘指令所の入口である。 外から中に入った写真が(8)。 戦闘司令所も、おそらく山の形態を削って建築されたのだろう。

(9) (10)

 (10) 入口の右側(10)には塹壕がずっと続いていて観測所に繋がる。 また、塹壕の反対側の斜面の上には砲台の観測所?が草に隠れ存在していた(11)。


注意)訪問した順番で書いているので、千畳敷砲台方面から見た場合、下にある写真から見てもらえれば、入口方面から司令室へ進む様子になっています。

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