本文へスキップ



ギャラリー

珍北海道紀行 ROADSIDE HOKKAIDO  > 石北本線忘れられる駅

      
 

石北本線忘れられる駅お知らせ


 平成13年7月1日に開通以来、石北本線の駅として存在していた天幕、中越、奥白滝の各駅が廃止されてしまった。 忘れられる駅だよね。 

石北本線は、旭川(厳密に言うと新旭川)から北見を通って網走へ至るの線路である。石狩国と北見国にまたがるのでこの名称がある。この線が完成する前は池田から、名寄から網走に向かうルートが先に出来ており、建設費のかかる石北トンネルで峠を越えるこの線が最後に昭和7年10月1日完成した。そして完成してから現在まで北見、網走方面のメインルートとなっている。ちなみに池田からのルートはふるさと銀河線に、名寄からのルートは廃止されている。
 昭和41年3月ダイヤ改正にあわせ客貨車分離を実施するなどして輸送の近代化をしたが、国道の整備と自動車輸送の発達によって国鉄離れが始まった。同50年12月に営業体制の近代化が実施され、同57年9月10日から上川〜北見間の自動信号化使用開始、11月15日からは石北線気動車急行、特急1人乗務実施された。
 同58年1月11日、石北全線の自動信号化完成により主要駅の他は無人化、委託業務駅となった。このとき中越〜奥白滝間にあった上越は廃止となる。

 

 実際廃止されるこれらの駅には現在1日1往復の列車しか停車しない。この列車を利用するのは、この付近で生活している人がいないので、物好きしかいないのである。そういうことでちょっとこれらの駅について、その背景をおりまぜて紹介していきたいと思う。
 基本的には産業遺産なのかもしれない。


天幕駅 
中越駅・上越駅
奥白滝駅
with白滝シリーズ



ナビゲーション

roadsidehokkaido.htmlへのリンク