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ギャラリー

こんなところ走りました 

      
 

道道610号占冠穂別線 北側 その二お知らせ


一つ前のレポートはこちら
道道610号 占冠穂別線 北側 その一

国道274号より南側のレポートはこちら。
道道610号 占冠穂別線 南側 その1
道道610号 占冠穂別線 南側 その2

2024年現在、通行止区間である福山から占冠ニニウ方面へ。国道274号からの入口は南側の砂利道細道と比べ舗装2車線といった具合である(10)が、少し走ると道幅は狭くなり、ウネウネした道となる(11)。 蛇行する鵡川が見えてくると(12)、道は平坦なりにもクネクネ道となる。

(10)(11)

(12)(13)

左急カーブを曲がると、道道は直角カーブで橋を渡る(13,14)。
橋はすれ違うことはまず無理。(15)のような道がを進み、視界が開けると、何らかの工事現場となていて、そこからはこれまた地形図で見ると、鵡川を渡り国道274号線に繋がっている林道上福山線が分岐する(16)。林道はダンプによる轍が目立ち、この一角が高速道路建設の残土処理場だったのかもしれない。

(14)(15)

(16)(17)

道道610号を進むと、舗装状態はダンプの走行により酷く波打っていて、普通に走っていても車の底をするという有様(17)。そんな酷い舗装状態も、砂利道になる(18)。 砂利道のほうがよっぽどフラットで走りやすい。 この付近の鵡川は渓谷を刻むため、道路はやや内陸を進む。

沢にかかる橋は、欄干が白色のガードレールばかりである(19)。

(18)(19)

(20)(21)

やや緩やかな鵡川の流れに沿って、木の電柱と砂利道といったシチュエーション(20)を抜けると、やや開けた土地に道は2車線舗装路、道路の上には矢印↓(固定式視線誘導柱)まで着いている快走路となる。鬼峠さんの話では、この区間は殖民区画の開拓地で道も直線的であると(かなり曖昧な記憶ですが)仰ってっておりました(21)。過去の空中写真を見るとこの辺りには民家が存在しており人の営みがあったことがよく分かる。。

快走路もほんの僅かで、また先ほどのような砂利道となる(22)。ピントが甘いが、金鵡橋(23)で旧穂別町と占冠村の境界(支庁境界)となる

(22)(23)

(24)(25)
(24)は来た道を振り返った写真となるが、これは2001年撮影、占冠側は現在ここまでは走れる模様。
直線の道を進むと正面からダンプ登場。その手前に石勝線清風山信号場への道が分岐している(25)。この分岐道の先では道東道のトンネル工事が行われている模様。

工事を裏付けるように、道道を進むと正面に工事現場が現れた。 鬼流橋を渡る(26)と正面に盛土にビニールシートを覆った部分が目に入る。

山の「鬼峠」に対して、蛇紋岩が連なる急峻地形と鵡川に対して、「鬼流」と呼んでいたのでは?と私は推測している。ニニウから見て北東の山が鬼峠、南西の鵡川沿いが鬼流というイメージ、鬼峠と鬼流に挟まれた往来の厳しい地がニニウ集落。
このエリアに架橋は1カ所、ちょい前の古の方が「鬼流橋」と命名したと言う私のゆるい歴史ロマン。

鬼流橋を渡りカーブを曲がるとそこは道道と高速道路がクロスする場所で、橋脚の工事が行われていた(27,28)。元々直線区間だったが、工事のためかなり湾曲を強いられる。

(26)(27)

(28)(29)

やがて工事区間を抜け下り坂になると、ゲートが見えてくる(29、30)。 2024年現在、道道610号と136号道道の付け替えがあり分岐点が変更されている。

(30)(31)

道道610号占冠穂別線は、ここパンケ橋ゲートで名前を変え、占冠中央へ行くのは道道136号夕張新得線となる。
夕張新得線は平成16年の災害のためゲート解放日は未定とあったが、現在どうなっていることやら・・・(31)。

むかわ町(旧穂別町)福山〜占冠村ニニウ (道道610号北側)
路面★★☆☆☆
景色★★☆☆☆
2005年9月25日、北海道観光節(北海道観光大全)の「鬼峠」さんの運転協力

 道道136号夕張新得線 ニニウ付近 その1 パンケ橋〜ニニウ へ

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